2021年08月26日
メディア・コミュニケーション
お客様にまずは知ってもらい
喜んでもらえるPRを企画したい
PROFILE
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MOMO SHIROTA
代田 桃
ブランド戦略部 ブランド戦略課
2013年入社。PR担当としてメディアアプローチなどを実施後、ベビーフットやデンティスのPR企画などをメインに担当。ベビーフットのミニオンやウォーリーコラボなどを手掛け、全国の街や企業を回る勤労感謝の日や、「シンデレラをさがせ!!」イベントなども全体統括。現在は、ブランド戦略部にて機能衣料のフリーズテック、美容商品DEXT、スリンキータッチ、さらにカビトルネード等の日用雑貨と幅広く主要ブランドを担当。
2020年から、フリーズテックやヒートマスターなどの機能衣料ブランドを『LIDEF』ブランドとして統一ブランドにする構想があり、それまで美容や日用雑貨をメインとしてきましたが、はじめて機能衣料ブランドに携わり始めました。
ベビーフットやデンティスではユーザー、メディア向けイベントや、スリンキータッチのブランドリニューアル、カビトルネードではYoutube施策やゲームを作ったりするなど様々なPR企画を実施してきました。
現在は、コロナ禍でリアルイベントが出来ないという難しさの中、どのようなPR企画を行い、お客様に商品を認知して興味を持ってもらうかという事をずっと考えています。
2021年にフリーズテックが『LIDEF』としてローンチするまで、フリーズテックは主だったPRを行っていませんでしたが、その優れた冷感効果から店頭や口コミにより売り上げを伸ばし今や主力ブランドの一つになり、強化ブランドとして私が担当することになったんです。
『LIDEF』は、「LIFE(生命・生きる)」+「DEFENSE(守る)」を掛け合わせた造語です。
世界的に進む環境問題や気温変動、生活の変化に対し、リベルタの機能衣料ブランドとしてできることは、【テクノロジーを活用した衣類で人を守る】こと。様々なテクノロジーを活用した衣類を通して、世界中のあらゆる人々の生活を豊かにし、世の中に貢献していくことを目指し、この度『LIDEF』を立ち上げました。
「環境」を独自の視点で切り取り、「守る」機能で人々に驚きや喜びを与える機能衣料ブランドとして、4つのシリーズブランドがLIDEFの傘の下に入ります。これに伴い、各ブランドロゴやデザインイメージも一新いたします。また、今後も新たなテクノロジーを活用したアイテムの企画開発を進めていき、シリーズブランドは拡大予定です。
■LIDEFオフィシャルサイト:https://lidef.jp/
フリーズテックは、販路の幅も広く、関係部門も多いのでまずは社内の情報を集めることからはじめました。
今までやってきていないカテゴリーだったのでその情報収集や整理が大変でしたね。
あとは、バイク、ゴルフ、自転車、サッカー、屋外で働く人・・など様々なお客様に愛用されているブランドですが、自分がそのターゲットユーザーとは違うため、そのニーズを理解することも新鮮でした。また、美容商品は全国のドラッグストアやバラエティショップなどの店頭にあるためPRとしても分かりやすかったのですが、フリーズテックはOEM販売や専門店での販売が多く、まずは販路を知っていくところも今までとは違う部分でしたね。
アパレルとして、フリーズテックはテクノロジーを活かした技術的な部分が細かくあるので、その情報を整理するのに時間がかかり大変でした。
フリーズテックのPRを強化していく上では美容商品等と違い、色んな写真が必要で、その世界観、制作物、素材つくりに時間がかかりましたね。商品を伝えるためにモデルが必要ですし、首元や手元など部分説明も多いなと感じました。
2021年6月2日からは、「ニッポンの夏を涼しく変える!」をキーメッセージとしたプロジェクト「HEAT RESCUE PROJECT(ヒートレスキュー プロジェクト)」を始動しました。
https://lidef.jp/ft/heatrescue/
「HEAT RESCUE PROJECT」では、〈直射日光から肌を守り〉、〈汗の吸収・蒸発で体熱を冷ます〉という暑さ対策の二大機能をはたす「服の力」に着目。年々酷暑を増すニッポンの夏を涼しくする新常識の発信・取り組みを行っています。2021年のテーマは、「着るは、涼しい。」暑い夏はついつい薄着になりがちなシーズンですが、衣類を「着る」ことによる暑さ対策を提案。
自治体、スポーツ団体、研究機関などと一緒に暑さ対策プログラムを実施しています。また、より多くの方に衣類を「着る」ことによる暑さ対策を訴求する「HEAT RESCUE AMBASSADOR」として、元宮崎県知事であり、普段からランニングをされている東国原英夫さん、タレントとして活躍しDIYで人気を誇るヒロミさんが就任。企業、自治体、スポーツ団体、研究機関、そして東国原英夫さんやヒロミさんをはじめとしたアンバサダーとともにニッポンの夏を涼しくする取り組みや対策を発信しています。
また、国立大学法人東京大学(東京大学スポーツ先端科学連携研究機構、UTokyo Sports Science Initiative 以下、「UTSSI」)と、機能性衣料が与える冷感効果が及ぼす身体機能への影響の検討にかかる共同研究契約を締結。今回、リベルタの機能衣料事業、暑さ対策クーリングウェアにて、酷暑での運動時や仕事時におけるパフォーマンスに及ぼす影響を、UTSSIとタッグを組んで共同研究をすることになりました。
暑さ対策は、非常に深刻な問題でもあるので、様々な機関との連携や施策を通してより多くの方にフリーズテックを知ってもらえたら嬉しいなと思っています。
今回の『LIDEF』の立ち上げは大変でしたが、今までで一番大変だったことと言えば正直ベビーフットのミニオンコラボです。もともとこのようなコラボレーション実績がなく、さらに実施まで時間がなかったため、企画案がでてから、NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンの代表電話に直接連絡したんです(笑)。短いスケジュールの間に完成されなければいけないし、外部がかかわる分調整も進行も大変なので普通は代理店を通して実施するものだと今ではわかるのですが、常識を度外視したからこそスピード感も早く、なんでもできるという自信につながりました。何度も修正するのに本当に対応は大変でしたがやり切った感はとてもありました。
また、ベビーフットの「シンデレラをさがせ!!」イベントは、企画の全体つくりからはじまり、各地に行って商品を説明したりして大変でしたが、お客さんが喜ばれているのが直接わかるのでモチベーションにもなりましたね。直接、商品が良いものだと伝わった感があったし、社員総出でやったので皆で喜びを共有できました。
最近は調整や情報集めとか地道なことも多くなり、コロナ禍でできることに限りがある分ネットでできることを企画してやっていますが、リアルイベントでお客さんの声を聴くのがやっぱり好きだなと思うので、早くまた安心してできるようになるといいなと思います。フリーズテックの効果を感じていただくには実際に商品を体感してもらうのが最適なので、余計にそう思いますね。
何かを誰かに教えたり、誰かのためになる仕事が好きなんですよね。自分のためよりも誰かのために何かをするのが好きなので、これからも良い商品を必要とする人に知ってもらって喜んでもらえるようなPR企画を実施したいなと思っています。