2023年01月24日
その他
企画から営業まで
人数が少ないからこそ出来ること
子会社となったファミリー・サービス・エイコー株式会社(以下、エイコー)のスーパー営業マンと呼ばれる諏訪戸部長。エイコーでの業務内容やリベルタに対する印象などを伺いました。
PROFILE
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KAZUHIRO SUWATO
諏訪戸一裕
ファミリー・サービス・エイコー株式会社 第一営業企画部 生協営業企画課 部長 諏訪戸一裕
現在、入社して27年目。新卒として入社してからエイコー一筋、今年50歳になりました。
出身は長野市ですが、就職活動当時はエイコーのことは知りませんでした。
当時正社員は20名くらい、パートを入れて40、50名くらい。今もほとんど変わらないと思います。当初、生協事業部とアクア事業部の他にもう一つ、ロートルーターという排水管の詰まりをとる部門があったので、靴下・浄水器・ロートルーターの3つの柱でやっていましたね。
入社1年目は物流・商品手配・発注・在庫調整などを行い、2年目から営業になりました。
小さい会社で小さい部署のため一人で何役もやらなくてはいけなかったので、営業2年目になると、どういう商品が作りたいかとかを考えるようになり、必然的に営業企画みたいになって自分で欲しい商品を作っていくようになりました。最初は靴下の営業が中心でしたが、次第に中国との直接貿易業務も担当するようになりましたね。
その頃は前社長に、靴下だけだと売上を保てないから新しいことを考えるように言われ、雑貨の企画を考えたりなど、常に新しい柱になればと思ってここまでやってきました。
27年間やってきて分かったエイコーの良さでいうと、営業も企画も物流もやって、一見大変なようにも見えるけど好きなようにさせてもらえるところですかね。これまでありがたいことに私に声をかけてくれる企業はあったりもしたんです。でもそういう時に、給料を倍にするからなんて言われても、自分はまだまだどこに行っても通用するわけではないと分かっていたのもあります。エイコーではもちろん結果が伴わないといけないという責任はありますが、社長に許可をもらえれば色んなことをやらせてもらえるというのは大きなやりがいですし、これが今まで私が続けてきた理由だと思います。
リベルタとの話を聞いた時の印象としては、とにかくびっくりしたとしか言いようがないですね。前社長はあまり話をするタイプではなかったんですが、数年前からM&Aとか自分の身の引き方については聞いたりしていたので、知らない訳じゃなかったんですけどね。
今もこの先もどうなるかは分からないですが、いい会社の子会社になれてこれから発展していけるんだろうなというおぼろげな未来像は見えます。現時点ではまだよかったかというのは分からないので、手探り状態ですね。
石田社長の印象としては、年齢的に前社長との違いもありますが、理解してくださる社長だなという印象です。現場のこともわかるので相談したら理解してくれるのが一番ありがたいというか、心の広い方なのかなと思います。
あと、頭がいいなと思いますね。聡明だし勘がいい方だと思います。商品が売れた・売れないだけじゃなくて、これは売れるなとかこのままだと足りないから発注かけたほうが良いとか、そういう先見の明があるところを見ると、頭の回転が速いなと思いますね。
課題としては、生協事業部として九分九厘でそこを基準に物事を考えてしまうのですが、そのままだと店舗での販売は通用しないため、うまく通販を活用していきたいと思っています。リベルタとコラボして何かできればいいですね。チラシなどもマンネリ化しないように感覚変えてやってみるとかリベルタにお願いするとかも出来ればいいですね。
実は以前、リベルタが出した本を読ませてもらっていたので、今回M&Aがある前からリベルタは知っていました。たしか小川専務が何人かにその本を回していたんですよね。企画の役に立つから読んでみたらと言われ読んでみたところ、女性が多く活躍していることやベビーフットのことを知って、すごいなと思いましたね。発想とかは勉強になりました。
日々ストコンは重要だからやるようにと言っていますがあまりできていません。でもただ店舗を見るのはあまり役に立たないし、飲みにケーションじゃないけど、結局は人と会うのが一番の情報収集になるかなと思いますね。そういうところで情報を得るようにはしています。ネットだと人と同じ情報になるから、なるべく生きた声を聞くようにしています。
これから会社としては、方針にも出ているとおり、まず売り上げを伸ばしていきたいですね。リベルタの商品で一本の柱をつくっていきたいです。一つでも多くつくって拡大していけたらいいですね。個人的には、今は従業員がまだ少ないので、組織化できてからにはなりますが、プレイングマネージャーというよりは、きちんと指示を出して皆をコントロールして組織を動かすことができるような役割に重点を移していきたいと思っています。