2023年03月28日

その他

エイコーの砦
商品企画を担う女性とは

ソックス以外の中国とのやり取りや開発全般を担っているという女性リーダー。
1982年、中国生まれ。入社は約10年前。

PROFILE

  • 叶 元元(きょう げんげん)

    企画開発製造部 企画開発課リーダー

高校を卒業し深圳で日系企業に勤めて半年、もっと日本語を勉強したいと2002年に日本へ留学。それが長野県松本市でした。それから中国へは戻らずずっと日本で働いています。日本にきて20年ほど経ちました。

エイコー入社までの10年間は、大学へ通ったあと中国人を雇っている会社に入社し、中国人実習生に仕事を教えたり通訳したりという仕事をやっていました。

エイコー入社のきっかけは、小川専務の意向で中国人が社内に欲しかったようで、DHLの人に相談していたみたいで、そこから紹介をうけて入社しました。

入社して最初は貿易の仕事を希望していたのですが、どんどんすることが増えて、今では開発業務などやりがいがある仕事が多く、日本の法律や輸入、通関のことなど色々調べてすごく勉強になりましたね。

電化製品を生産する時が一番大変ですね。調査からサンプルを作り、提出して認証がとれて最終的にOKが出るのが早くても2年くらい、中には3、4年かける商品もあります。

仕事としては開発なので、商品化できて人が喜んで使ってくれるのが嬉しいですね。今まで頑張ったことが形になるのが一番です。

エイコーの商品で一番のお気に入りは歯ブラシ。一見普通の歯ブラシですがモヒカンの形になっていて磨きやすいんですよ。深磨きができて、一本一本の毛にギザギザがあって汚れをきれいに落としてくれるので、これはロングセラー商品になっています。人間工学に基づいてデザイン設計していて、先端が斜めカットのため奥歯や裏も磨けるので使いやすいです。歯医者さんが作りたいと言ったものを形にしていて、それを中国で生産するためのディレクションを私が担当しています。先生のこだわりは毛の高さ。他社ではここまで短い毛を作ったことがないというので特注で作ってもらっています。

リベルタの子会社になって、正直、仕事が増えたことで不安もありました。でも今はとにかく今後一つでも二つでも売り上げに繋がるようなことができればと思っているので、準備段階ですね。まだまだこれからというところです。それぞれの会社の特徴を活かして、世界で売れる商品が増えていったらいいなと思います。

石田社長が入って来てからは会社の雰囲気が明るくなったように感じます。社長は一人一人に挨拶して声をかけてくれるんです。どんな方が社長になるのかと不安もありましたが安心しました。とても喋りやすく優しい人ですね。期待するところで言うと、正直開発部門の人手を増やしてほしいのが本音です。笑

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