2023年08月18日

その他

さらなる成長に向けて
フジアンドチェリーとは

リベルタは、2023 年5月1日にフジアンドチェリーグループ株式会社(現、フジアンドチェリー株式会社)を子会社化いたしました。
フジアンドチェリー株式会社は 2019 年の創業以来、D to Cにおけるセルフケアブランドの企画販売、特に Amazon 及び楽天での高度な販売ノウハウを有し成長を続けている会社です。

今回はその創業者であり代表であった、フジアンドチェリー現取締役の山下耕平さんにインタビューを行いました。

PROFILE

  • KOHEI YAMASHITA

    山下耕平

    フジアンドチェリー株式会社 取締役

1984年大晦日生まれ、来年で40歳になります。
出身は三重県鈴鹿市。鈴鹿サーキットの近くで生まれました。
 
大学で大阪に出て、法学部で学び、その後大学院も法律系に行きました。
将来必要なのはビジネスか法律だろうと思って、どちらかならいいやくらいの感じで選んだのですが、学生だった当時は自立したい気持ちがとにかく強かったですね。
 
当時ロースクールが流行っていたこともあり、弁護士になろうと思ってました。でも合格率は1割以下。司法試験は不合格になっちゃったんです。結婚して2年後に試験だったんですけど、ちょうどその時期に子供が生まれました。
 
そこから就職先を探して、通信会社系と不動産系のゴリゴリの営業会社を合わせて3年ほど勤めました。初めに通信会社に入社した際、それまでは六法全書ばっかり読んでいたせいもあって、当時の上司に、人としゃべった事ある?って言われたくらい、うまく話せなくてすごく怒られたんです。
契約も全然取れなかったので、そうか丸暗記じゃダメか!と気づいたんですよね。でもそこから努力を重ねて、4ヶ月後には西日本トップの営業マンになれました。もちろん大変でしたが営業は稼げるし、実際に結果が出たので、次に一番難しいであろう不動産の世界に行こうと思ったんです。
 
でもそこで、営業の世界って限界があるなと思ったんですよね。毎日ローラー作戦で朝の9時から夜の9時ぐらいまで飛び込みに行くんです。同じ家に20回ぐらい行くけど留守や居留守なんですね基本。
 
あるとき、僕が営業をかけていたエリアのお客様がモデルルームを見に行きたいということでネットから連絡を頂いたんです。でもそれは僕の成績にならなくて。そんなふうに、努力に結びつかない理不尽な面もあってもう嫌になっちゃって。

そこから、独立しようと決めました。27歳くらいの時です。
フィギュアとか3Dプリンターが流行っていたので3Dプリンターの事業をやろうと思いついたんですよね。ペットのフィギュアを作ったりして、世界でただ一つの新しい技術を使った思い出作りをしませんか?というコンセプトで始めました。そうしたら当時、めざましテレビやおはよう日本などメディアから引っ張りだこになって話題になったんですよ。
 
それで次は、安定的にその収益が上がるようなビジネスモデルを、と考えて物販をやろうと思ったんです。当時インターネットの世界がもう広がっていたので、店舗を構えるのではなく全国をターゲットにできるネット通販やろうと思いました。
 
今の社名は色々な人に相談させてもらって、日本を代表するイメージである富士山と桜をモチーフにした「フジアンドチェリー」という会社名にしたんです。
 
当初はネットで中国から家電製品を仕入れて自社ブランドとして販売するっていう手法にしましたね。一番最初はイヤホンを作りました。
ちょうどその頃、従来の有線のイヤホンではなくBluetoothで接続するイヤホンが普及し始めたんです。今は当たり前ですがイヤホンのジャックがスマホからなくなっていく時期でした。これはいけると思って作りにいったんですが、すぐに競合が増えて相乗りされる状況になったので、オリジナルで勝負しないとと思い、中国から安く仕入れて、オリジナルとして制作して、商標を取って自分のブランド化する今の業態になりました。

その後、自分たちで作り上げてきたものはどんな価値があるのだろうと、事業売却とか会社売却に興味が出てきたのがM&Aのきっかけです。
ニーズがあるんだったら自分はもう少しクリエイティビティの高いことをやらせてもらった方が良いんじゃないかとか、ポジションを変えて携わらせてもらったほうがいいんじゃないかなっていう気持ちになってきたんですよね。
 
何社かお会いして、最後は雰囲気ですね。数字うんぬんというよりも、一緒にいる感じをイメージできるかなとか。本当そこでしたね。
感覚をめっちゃ大事にしたかもしれないですね。
 
佐藤社長も明るい印象でしたし、話していて苦じゃなかったんです。
僕に何ができるかはまだ探り探りですけど、アマゾン、楽天、yahoo!とかECモールの運用力をかしていきたいですね。
 
好奇心が強いのも僕の特徴だと思うし、大体の人が無理だっていうところを、発想を生かして壁を壊していくのが楽しいです。仕事って不可能を可能にする連続じゃないですか?そこが仕事のやりがいだし面白いところですよね。
 
だから、これからリベルタと一緒に何が自分に出来るのか、本当に楽しみです。これからよろしくお願いいたします。

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