出身が中国なのですが、大学からもともと日本語学科を専攻していたので、卒業したら一度日本に行きたいと思い広島の大学に３年間留学しました。卒業後東京へ出てきたのですが、できるだけ中国に関連する事をやりたいと思っていたので、リベルタの中国事業の立ち上げや海外への仕事を幅広く手掛けることができるのがいいなと思って応募しました。

言語が好きだったんです。英語を学ぼうと思ったのですが、中国で英語を話せるメリットがあまりないなと思いあまり人が学んでなくて自分が興味あった日本語を専攻しました。アニメとか見てて興味があったんです。アニメの名前は覚えてないのですが美少女が３人で変身するときに猫と関係するキャラだったと思います。アニメの名前は中国語でしか分からないんですがすごく古いアニメでした。

旅行会社に勤めていました。英語や中国語とかも活用できると思ったのですが、日本の方とほとんど変わりない業務になっていたので転職を考え、リベルタをみつけました。

中国への化粧品のNMPA申請がメインです。中国へ申請する際、日本の商品そのままでは駄目なこともあり、複雑で時間もかかります。そのままでは登録できない為大きなパッケージ変更ではないですが文言や訴求仕方の微調整をします。1商品あたり8か月から１年半かかるものが多いですね。入社時はその申請管理がほとんどでした。今も申請管理は私の業務の中でも半分くらいは占めています。残りの半分は、グローバル課の手伝いとして欧州の登録申請もやっています。海外工場とのやり取りやEU登録関連になります。

ベビーフット関連が一番多くて、それ以外だと今年の６・７月にhimecotoが発売になっています。美ネック姫、ツルハナ姫とか。あとはつぶぽろんなどもそうですね。

OEMとかの間の調整が一番大変ですね。中国側が欲しい商品書類が必ず日本側が出せるわけじゃない。情報が足りないとか記載してほしいとかそこの調整が大変ですね。
あと、最初の半年はやはり大変でした。意外と社内でこだわったところは、中国では気にしなくていい事も後になってわかるのですが色々ありました。日本でのこだわりは必ずしも中国のこだわりではないという部分が進め方として最初は調整がむずかしかった点です。

季節は関係ないですがその年のアイテム数に関係ありますね。リベルタ入って最初の半年、１年で１５～１７商品くらいあったのですが申請の仕方がわからず商品数も多かったのでとても大変でした。慣れてきて一通りわかってきたなと思ったら今年の５月中国の化粧品関連規制が３０年ぶりに新規制になってしまって、全部覚え直すわけではないのですが半分くらいは一から勉強しなくてはいけなくなってしまいました。

やっぱり一番達成感があるのは許可が取れた時です！ベビーフットで申請している商品は何アイテムかあるのですが、その中に中国で一番販売されている期間が長い６０分や１２０分、メンズ商品が何度も申請が通らず５回くらいやり直したことがありました。もう駄目だ・・・と思ったら奇跡的に許可がおりました。通常１つの商品を提出したら１回か２回くらいは修正があり再提出で終わりなのですが、そのベビーフットの時は審査官からの指摘がもうどこが間違っているのかわからなくて苦労しました。全部システムを通じて出していて直接審査官と会話することもできないので、どんなところがダメか分からないんです。その時は会社の中で部長たちと中国向けのパッケージに対して何回か議論を繰り返しましたが、最終的には不思議な所が原因でしたね。

リベルタに入って大好きな気持ちになった瞬間が何回も何回もあります。前の会社ではいじめほどじゃないけれど、そういうようなことをされたことがあったんです。リベルタに入って感じたのはまず人間関係がすごくよくて相談しやすい。悩みがあっても周りの先輩に相談して何らかの解決を考えてくれたりしてるのでとても居心地がいいです。あとすごくいいなと思ったのは社長の人柄です。社長はオーラがすごいと思うのですがすごく話しやすいし、お土産とか会社にもってきてみんなに分けてくれます。笑

今は中国関連の申請などがメインですが、今年の上半期にPR関連も少しやってそれが楽しかったのでマーケティングとかPRとかも中国関連のことでやっていきたいですね。
旦那さんも中国人なのですが、これからも日本で仕事はしていきたいとお互いに思っています。日本の生活のペースはすごくいいので。中国ではサービス残業が多く残業代もなかったりしたみたいなんです。だからちゃんと残業代を払ってくれた事に対して旦那さんはすごく大喜びしていました。

これからも日本にいながら中国などへの業務を通じて仕事をずっと続けていきたいと思っています。