2022年08月29日
企画・開発
目標はヒット商品を生み出すこと
初企画がいきなり売れ行き好調の新人担当
PROFILE
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RINA SUHARA
須原 里奈
企画開発部 企画課
2021年1月入社。入社から1年半で新商品の発売までを実現した、新進気鋭のリベルタ期待の新人。
私は昨年25歳で入社しました。前職はデザイナーとして印刷会社で飲料や化粧品のパッケージデザインを担当していましたが、大学の頃アイデア出しからデザインまで一貫して勉強していたこともあり、改めてデザインだけでなく企画もやりたいと思い、リベルタに転職しました。
入社時はコロナ禍になって1年程の時期ということもあり、最終面接以外はリモート面接。面接では即興で何かを企画するという課題があり、その場で5分程度で絵やアイデアを書いて発表したのがとても印象的で、独特の面接だったのを覚えています。
入社後の最初の1か月は毎日出社、今は週2・3回出社しています。引き継ぎ業務から始まって、営業部が商談時に持っていく規定書やペライチという原稿用紙1枚分の企画書の作成など、資料作りからまずは覚えていき、企画ってこういう仕事をするんだなと流れをつかんでいきました。
そこから実際に商品企画を担当するようになったのは去年の3月、入社2か月目でした。
口臭ケアに着目したもので、オーラルパフュームっていいますが、その名前のように香水のような香りが広がる歯磨きジェルとマウススプレーの企画を担当しました。今年の6月頃発売になったばかりの商品です。コロナの影響で口臭に悩んでいる人が増えていましたが、香りでマスキングする口臭ケアグッズがまだ市場になかったこともあり、それならこんな商品があれば面白いんじゃないかとの話から始まりました。
最初はジェルだけの予定でしたが、社長から、パフュームならマウススプレーのイメージが強いから両方作ってはどうかと発案があり、同時進行したんです。パッケージデザインについては以前経験があったので、ラベルだけは自分でやらせてもらいました。お花が華やぐイメージにしたかったので店頭什器も香水の形をしているバックパネルになっています。
発売し始めてから、バラエティショップではマウススプレーの方が売れ行きは好調で、マンダリンホワイトティーの香りが人気です。
企画ができてからは、開発部にこういう味でとかコンセプトを伝えて、サンプルが上がってきたら試して、もっとこうしてほしいという改良を一緒にしていきました。サンプルは何度もやり直しましたね。やっぱり香りが広がる香水感が大事なんですけど、そのバランスが難しかったです。
入社してから一番大変だったのは企画書作り。修正が多くて承認をもらうまでは大変でしたね。嬉しかったのはデザインが決まったり、店頭に商品が並んだ時です。友達になんとなくこういう商品をやってるんだと話をしていたのですが、発売できた?とか買うね!って言ってもらった時はすごく嬉しかったです。
リベルタの佐藤社長は一言で「すごい人だな」という感じです。社長になる以前のお話を聞いた時、とにかく全力で業務に取り組んで自分自身でカタログ商品の文章を考えていたと話されていたんですが、私の企画書を見ていただく時も、表現の仕方やキャッチコピーはこうしたらもっと良くなるというアドバイスをくださり、私にはなかった視点を持たれているのがすごいなと思います。先に企画していた歯磨きジェルの他にマウススプレーもあった方がいいという社長のアドバイスは、結果的にマウススプレーの方が売れている店舗もあるので、すごく的確だったんだなと痛感しています。
今は日用雑貨をメインで担当するようになったのですが、もっと美容のこともやりたかったのは正直なところです。でも、この秋冬にまた日用雑貨で私が企画した新商品の発売が決まったので、今後に残る息の長い商品になってくれたら嬉しいなと思います。今後の目標はヒット商品を生み出していくことです!